汗 病気 原因

汗には以下のような種類があります。

@温熱性発汗
気温の上昇などで体温が上がるのを防ぐ汗
A味覚性発汗
辛いものを食べた時などに発汗神経が刺激されかく汗。酷い人は辛い物を見ただけで汗が出てきます。
B精神性発汗
精神的な緊張や焦りから刺激されかく汗。

 

以下では汗でわかる病気の兆候をランキング形式でご紹介します。

 

 

緊張する場でもないのに手汗をかくと要注意

手掌多汗症の恐れがあります。本人は意識が無くても身体が緊張状態の反応をし手汗をかきます。多汗症には全身から大量の汗をかく全身性多汗症と一部分から大量の汗をかく局所性多汗症の2種類があります。局所の場合は手のひら以外にも脇の下、額や鼻の先などから出る場合もあります。

 

脇の汗はボトックス注射により止める事が出来ます。少量のボツリヌス菌を注射する事で汗腺を麻痺させてしまうんです。しかし、人間の汗は必要があって出ているので、脇の下からは出なくなりますが、他から溢れるように出る人もいます。さらに汗を気にし過ぎて精神的に破綻してしまう可能性もあります。精神面の要因が多いので気になる場合は病院に相談することをおすすめします。

 

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突然汗っかきになると要注意

甲状腺機能亢進症(こうじょうせんきのうこうしんしょう)の恐れがあります。甲状腺の働きが急激に活発化し、代謝がよくなり過ぎて手の震えや動機を引き起こす病気です。甲状腺からホルモンが分泌されているのですが、このホルモンの出過ぎが原因です。甲状腺ホルモンは汗を出したり、体温を上げたりなど人間の代謝に関わっています。代謝の上がり過ぎはイライラしたり、体重減少・下痢・手の震え・動悸等を起こす場合があります。中でも大きな症状の一つとして「汗っかき」があります。代謝の上がり過ぎは最悪の場合死に至るケースもあります。それ意外にも突然の発汗は糖尿病や痛風等の可能性もあります。病院で検査を受けることをお勧めします。

 

逆に汗をかかない人もいます。これは無汗症とか乏汗症という言い方をします。生まれつきの方もいますが、今の日本で一番多いのは普段汗をかく生活を送っていない女性に多いです。汗腺が活動を休んでしまってちょっとの暑さや運動では汗が出なくなってしまうんです。

 

異常な寝汗を2週間以上かくと要注意

結核の恐れがあります。結核菌に身体を侵される病気で感染すると身体の中に慢性的に炎症がおきている状態になり微熱が発します。その熱を下げる為に汗という形で体温調節を行おうとします。風邪の初期症状に似ていますが2週間以上続く場合は結核の可能性を疑ってください。

 

結核は現在でも日本で年間約2万3千人の方が患っています。推定で4人に1人は結核菌を保有していると言われていて、菌保有者の10人に1人しか発症はしません。汗以外にも2週間以上咳が続く場合は結核を疑い早目に病院で検査を受けるようにしてください。

 

オシッコのニオイの汗が出ると危険

肝硬変・腎不全の恐れがあります。毒素であるアンモニアが処理されずに体中に回る病気で、そのアンモニア臭が汗とともに出てきます。

 

肝臓は血管の中を流れてくる老廃物やアンモニアを肝臓の中で代謝し、解毒しているのですが、肝硬変でこの解毒作用がうまくいかなくなると、そのまままた血管に出されて汗とともに出てしまうのです。また、脳にも血液は流れているのでこのアンモニアの血中濃度が高くなり過ぎると、意識不明になる場合もあります。

 

腎臓は入ってきたアンモニアを尿素として排出する働きがありますが、腎不全になるとアンモニアが尿素として排出されず、細かい毛細血管から再吸収されて、再び体をまわってしまいます。

 

緑色の汗が出ると危険

緑膿菌感染症の恐れがあります。どこにでも存在する常在菌で発症すると菌に浸食されてしまいます。全身ではなく部分的にですが、緑膿菌は緑色の膿を出すので汗が緑色になってしまいます。

 

さらに身体中にまわると菌血症になり死に至る場合もあるので危険です。緑膿菌は非常に弱い菌なので通常の免疫力があれば感染はしません。末期の病気な方や体力が弱っている免疫力が低下している方を好んで感染します。